マイホームを購入してからすぐに購入すべき物とそうでない物

夢のマイホームを買う時は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの生活家電を新しく買い替えたくなりますが、フロアコーティングや水回りのカビ対策などをすると、かなりの出費となるので躊躇してしまいます。

家電の他にも、ダイニングテーブルやソファーなどのインテリアも買わなければならないので、新生活に今すぐ必要な物は何か良く考えてから優先順位をつけて買うのがおすすめです。

ただ、ダイニングテーブルやソファーなどは、新しい住まいで実際に生活してみて、生活スタイルに合う物を選んで決めないと納得できずに買い替えることになるので、急いで購入する必要はありません。

エアコンが不要な部屋も

わが家は独特な間取りの3LDKということもありますが、購入したのはリビング用の大きなエアコンと作業部屋の小さな物の2台で、和室と寝室には未だサーキュレーターしか置いていません。

風通しがかなり良いため、20万円もするリビングのエアコンを買わずに2年間我慢してみましたが、年々気温が高くなる夏や角部屋の寒さに耐えられず購入することにしました。

新築の家を買うと全室にエアコンが必要と思うかもしれませんが、夫婦二人で過ごした部屋と言えばリビングと作業部屋くらいで、子供が産まれてから作業部屋に籠ることもなくなりました。

高価なエアコンは家族構成や生活スタイルに合わせて設置する部屋を決めるのが一番なので、住宅オプション説明会や家電量販店のセールストークに惑わされないようにしてください。

古い冷蔵庫に違和感を感じる

新しい家を購入すると、家族や親せきだけでなく友人や会社の同僚を招待したくなりますが、真新しいキッチンに古くて小さい冷蔵庫があることを気づかれてしまうと陰で笑われてしまいます。

大容量の新しい冷蔵庫は20万円以上もするので、使える物なら多少古くても使い続けたいと思うかもしれませんが、住まいの花形とも言えるキッチンに置く物だけに新しく物に買い換えたいものです。

パウダールームの目立たない場所に置かれる古い洗濯機なら誰も興味を持たないかもしれませんが、料理をしない人でも気になるキッチンの冷蔵庫に違和感を感じては住み心地が悪くて仕方がありません。

ただ、冷蔵庫というものは家族構成に合わせて容量や機能を決めるものなので、5年以内に家族構成がどう変わるのか良く考えた上で買い替えた方が、長く使い続けることができます。

例えば、夫婦二人で暮らすなら大容量な冷凍庫は必要ありませんが、子供が産まれた瞬間から母乳や冷凍総菜を保存するのに使用したり、離乳食や作り置きご飯を大量に冷凍するようになります。

大画面テレビ時代の終焉

新しい家のリビングに大画面テレビを置きたくなり、ブラウン管テレビから40インチ以上の液晶テレビに買い替えて、数年間は快適なテレビ生活を満喫していました。

ただ、東日本大震災の大きな揺れを経験してからは、大画面テレビの危なさのことを考えたり、テレビよりもスマートフォンでYoutubeを視聴する時間が増えたことを考えると、大画面のテレビは必要ないと思いました。

子供が産まれてからは、テレビドラマはもちろん朝のニュース番組ですら視聴する時間がなくなりましたが、子供の知育やBGMとしてテレビは必要なので、持ち運びができるプライベートビエラに買い替えました。

最初は子供の安全のことを優先して大画面テレビを捨ててプライベートビエラに買い替えたのですが、子供が寝た後にする夜中の食器洗いをテレビドラマを視聴しながらできるようになり大変満足しています。

他にも、いやいや期到来で何もやりたがらない子供対策として、Eテレの子供向け番組を見せながらお風呂に入れたり、寝起きだと機嫌が悪い子供を気持ちよく起こすためにプライベートビエラが大活躍しています。

個人的にテレビ録画でおすすめなのはディズニーの無料BSチャンネルであるDlifeで、スコーピオンやクリミナルマインドなど海外で人気テレビドラマを視聴しながらだと毎晩の食器洗いも苦になりません。

料理ができない男性でも食器洗いや洗濯なら誰でもできるので、旦那さんに子育ての支援をお願いしたいと思う方は、プライベートビエラを旦那さんにプレゼントすると良いかもしれません。

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カーテンは入居直後に購入すべし

エアコンや冷蔵庫と比べて優先順位が低くなりがちなカーテンですが、直射日光は壁紙やフローリングを傷める原因となるので、入居後はできるだけすぐにカーテンをするのがおすすめです。

特に夏場の強い日光は危険で、シートでコーティングされたフローリングが高い温度に耐えられなくなり、化粧シートが膨張して部分的に破裂することがあるので、西向きや南向きに窓がある部屋は特に注意が必要です。

我が家で使用しているカーテンは、大塚家具の担当者にコーディネートして頂いたレースと厚手のセットですが、10年経過した今でも破けることなく使えているので大変満足しています。

インテリアと言えばIKEAやニトリが人気ですが、低価格の品物はデザインが悪く耐熱性能が弱いものもあるので、カーテンは価格やデザインだけでなく性能も重視して選ぶのがおすすめです。

白物家電は旧モデルがおすすめ

10年前にエアコンや洗濯機などの白物家電をまとめてヨドバシカメラで購入しましたが、最新電化製品しか並ばない店舗で電化製品を購入したことを今でも激しく後悔しています。

エアコン、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどの生活家電は、毎年新しいモデルが発売されますが、前年モデルと機能的に大差ない割には価格差がありすぎるので、旧モデルを購入するのがおすすめです。

我が家では最近、Panasonicの縦型洗濯機や衣類乾燥除湿機を購入したのですが、ヤマダ電機やAmazonで旧モデルを選んだことで、最新モデルの半値近い金額で購入することができました。

洗濯機や大型テレビなどの設置作業が大変な物はヤマダ電機で購入するのがおすすめですが、空気清浄機や電子レンジであれば価格が安いAmazonで旧モデルを探して購入するのが断然おすすめです。