高級寝具であるイワタのキャメル敷布団を購入したのですが、マットレスをフローリング直に敷いて数日寝ただけで、小さな黒いカビがで繁殖してしまい大変慌てたことがあります。
その日から、敷布団は必ず毎日天日干しにしたり、布団乾燥機にかけたりして徹底管理をしてきたつもりでしたが、今度はベビー布団にカビが繁殖してしまいました。
大切な赤ちゃんが寝る布団は特に気を付けて取り扱うようにしていたので、予想だにしないカビの繁殖に慌てて新しいベビー布団を購入してしまいましたが、今なら冷静に対処することができます。
赤ちゃんの寝汗はとても多い
赤ちゃんの基礎代謝はとても高く寝ている時に汗を大量にかくので、大人の布団と同じ方法で対処するのではなく、何か根本的な解決方法を考えなければなりません。
カビが繁殖した布団をそのまま使用していると、赤ちゃんが何らかのアレルギーになるかもしれないので、早急に洗濯をしましたが黒いシミまでは落せませんでした。
カビが繁殖した敷布団やマットレスのカバーは、洗濯機にかけることで菌を落とすことはできますが、黒い染みは普通に洗濯しただけでは絶対に落ちません。
大切な赤ちゃんの健康を第一に考えるのであれば、新しいベビー布団を買うのが一番ですが、出産やこれからの育児にかかるお金のことを考えると、身近な方法で解決できないか考えるのが当然です。
そこで今回は、大切なベビー布団の敷布団やイワタのマットレスカバーを捨てる覚悟で試した、頑固な黒カビのシミを落とす方法にについて紹介します。
漂白剤は効果なし
普通に洗濯してカビが落ちないのなら、洗濯用の漂白剤を使用するのが通常の流れですが、結論から言うと漂白剤を使用しても黒カビのシミは落ちませんでした。
黒カビのシミを落とすのに使用した漂白剤は、普通にドラッグストアに売られている製品と、界面活性剤を使用していない自然に優しい成分でできているソネットの漂白剤です。
どちらの漂白剤も、最初は敷布団カバーと一緒に洗濯機に入れて使うスタンダードなやり方と、色落ちする覚悟でバケツに長時間付け置きする方法を試してみました。
残念ながら、漂白剤を入れの洗濯や熱湯で溶かした漂白剤入りのバケツに長時間付け置きしても、カビが消えたり色が薄くなることはありませんでした。
仕方なく敷布団カバーだけを買うことにしましたが、信じられないことにベビー布団の敷布団カバーや、高級寝具であるイワタのキャメルマットとセットで購入したマットレスは、カバー単体で購入することができないのです。
効果が全く違う浴室のカビ落し洗剤
漂白剤を使用しても黒カビのシミが落ちないので、いよいよ高級マットレスやベビー布団を買い替える必要があるのかと思いましたが、最後に捨てる覚悟で浴室のカビを落とす洗剤を試してみることにしました。
我が家にはぷらべーとブランドのカビ落し洗剤と、誰もが知るカビキラーがありましたので両方の洗剤を試してみましたが、ここまで効果が違うものなのかと感心してしまいました。
大手スーパーのプライベートブランドカビ落し洗剤をマットレスカバーに直接振りかけ、10分放置した後にお湯で洗い流してみましたが少しだけ色が薄くなるだけでした。
次はカビキラーをムラがないように黒い染み全体に吹きかけて10分間放置し、お湯できれいに洗い流してみたところ、諦めていたベビー布団の黒い染みを見事奇麗に落とすことができました。
やや敷布団のカバーが傷んだ気もしますが、赤ちゃんが寝るマットレスの上に汗を吸収するマットを敷きますので、特に気にすることなく使用しています。
黒カビの染みが落ちなくて捨てることを考えれば上出来な方法ですが、カビキラーが布団カバーに残ると大変危険なので、必ず洗濯機で再度洗い良く乾かした後にアイロンをかけて更に殺菌をしました。
生地の色落ちや傷む可能性あり
白いベビー布団のカバーについた黒いカビが見事消えたので、次は薄いベージュ色のマットレスカバーで試してみましたが、見事カビの染みを落とすことができました。
イワタのマットレスカバーの撮影を忘れてしまいましたが、大きく色落ちすることもなく黒いカビの染みを落とすことができたので満足していますが、必ずしも成功するとは限りません。
カビが繁殖した布団カバーを捨てる覚悟があるなら試すなら価値は十分にありますが、高級な品物や大切な思い出の品ならカビキラーではなく専門家に依頼するのがおすすめです。
今回は幸運なことに長年悩まされ続けたカビの黒い染みの悩みから開放されましたが、カビキラーによる黒いカビの染み落としはあくまでも自己責任で行うようにお願いします。
カビキラーを使う時は必ず窓を開けるか換気扇を動かし、他の性質の洗剤と混ざらないように細心の注意を払いながら、長時間放置しないようにしてください。