こどもちゃれんじベビーに入会して感じたメリットとデメリット

子供の教育は3歳までが勝負だとか、子供の知能は親から遺伝すると言われていますが、子供の将来がどうなるかは誰にもわかりませんし、親や他人が決めるものでもありません。

ただ、子供の将来のことを考えて環境や機会を与えるのは悪いことではないので、どの様な結果になるかわかりませんが、こどもちゃれんじベビーに契約してみました。

そこで今回は、赤ちゃんの将来のことを考えて、こどもちゃれんじベビーの契約を考えている方のために、経験者なりに感じたメリットとデメリットを紹介します。

早期の入会がおすすめ

まずは簡単にこどもチャレンジベビーを簡単に説明すると、育児に忙しい新米ママやパパに代わり、毎月月齢に合わせた玩具や絵本などを届けてくれる便利なシステムです。

赤ちゃんがある程度成長してからの途中契約も可能ですが、生まれ月の翌月末までに入会した方限定に特典がつくので、興味があるなら早いうちに契約した方が良いでしょう。

更に、生後4カ月になる月の12日までに特別号を申し込むと、我が子の成長ぶりを確認できる日めくり成長カレンダーが届くなど、早期に入会させるための仕組みが沢山ありますが、玩具などを自前で用意できるなら必須という訳ではありません。

肝心の特別号や先行入会の特典ですが、お店やネット通販で売られているジムや音のなる玩具と比べると安さを感じるのですが、この安く感じる品質が意外と役立ちます。

市販されている玩具と比較した写真は後程紹介しますが、先行入会の特典に付属する小鳥の形をしたメロディートイは9か月号の絵本に登場するなど、玩具と絵本を関連付けられていたりします。

こどもちゃれんじベビーのシステムは産後の忙しさに思考能力が低下した親には理解しにくいのですが、先行入会の特典や特別号の申し込みは期限があるので、前向きに考えているなら早期入会がおすすめです。

産まれた月により料金の違いや届かない玩具も

こどもちゃれんじベビーは月齢に合わせた玩具が届くのに対し、こどもちゃれんじ ぷちは1歳を迎えた後の4月から始まるカリキュラムで、4月号というカレンダーに沿った教材が届きます。

こどもちゃれんじベビーは、1歳を過ぎてからも月齢に合わせた教材が届きますが、誕生日を迎えた次の3月までとなるので、産まれた月により届かない教材があります。

こどもちゃれんじベビーがいつまで届くのか混乱していますが、4月になると学校に入学するのと同じで、ぷちを申し込むと産まれた月に関係なく新しいカリキュラムが4月からスタートとします。

市販の玩具と比較

まずは、こどもちゃれんじベビーに入会すると月齢に合わせて毎月贈られてくる玩具と、市販されている類似製品を一部比較しながら使用感などを説明します。

市販されている玩具にも対象年齢がありますが、祖父母や親戚などに周知しないとこどもちゃれんじベビーで届く玩具と類似した製品を購入してくることも考えられます。

市販されている製品が明らかに良さそうであれば購入するメリットはあるかと思いますが、特に同じレベルのものであれば事前にベネッセの公式サイトに掲載されている物と被らないように周知した方が良いでしょう。

プレイジム

左の写真はAmazonで購入したTINY LOVE ジミニー・トータルプレイグラウンドで、右の写真はベネッセのこどもちゃれんじベビー特別号のゆらゆらスキンシップジムとどうぶつスキンシップマットを組み合わせた物です。

下の写真のように単純にジムを比較してしまうと、TINY LOVE ジミニー・トータルプレイグラウンドの方が豪華で良いのですが、ベネッセのジムにも良いところは沢山あります。

赤ちゃんを遊ばせるという意味では圧倒的にTINY LOVEがおすすめですが、広い場所がないと遊べないのと隙間に収納できないので、常に事務を開いておける広いスペースがないと窮屈に感じます。

その点、こどもちゃれんじベビーの事務は柱が2本だけですので、隙間に入れてしまうことができますし、サイズが小さいのであまり場所を占有しません。

また、大人からすると同じ玩具にみえても、赤ちゃんからすると全くの別物なので、大人の間隔で安く感じるから使えないという考えは捨てた方が良いかもしれません。

どちらか一方を選択しなければならないのであれば迷わずTINY LOVE ジミニー・トータルプレイグラウンドを選びますが、二つ所有できるのであれば同じ月齢の赤ちゃんがいるママ友が遊びに来た時も同時に遊ばせることができるので、我が家ではかなり重宝しました。

特別号には他にも絵本や赤ちゃんのお世話に役立つガイドが付属するので、玩具単体で比較するのはあまり意味のないことなのかもしれません。

おきあがりこぼし

左がこどもちゃれんじベビー6か月号で届く、しまじろうのおきあがりこぼしで、右がコンビのくるくるゆらリン2です。

しまじろうのおきあがりこぼしよりもコンビのくるくるゆらリン2の方を好む傾向がありましたが、コンビの方は重く硬いで持ち上げるようになってからは危ないと思い、しばらく遊ばせないようにしました。

その点、しまじろうのおきあがりこぼしは軽く柔らかいので安心ですが、6か月の頃は全く興味がないのか遊んでくれませんでした。

1歳近くになるとキャラクターに興味を持ったり遊び方が変るみたいで、今はどちらかというとしまじろうの方で遊ぶことが多くなりました。

コンビのくるくるゆらリン2は月齢3か月の頃から傾けて遊んでいたので、単純にどちらの玩具が優れているという比較は、あまり意味がなさそうです。

ルーピングコースター

左は人気の高いボーネルンド ジョイトーイ ルーピングシリーズで、右がこどもちゃれんじベビーの11か月号のすいすいルーピングコースターです。

見た目は明らかにボーネルンド ジョイトーイ ルーピングシリーズが優れていますが、実はこちらもかなりの重量があり、底面の吸盤を剥がしてまで持ち上げてしまいます。

重いルーピングを赤ちゃんのクリームパンの様な足の甲や手の上に落すことを考えると、一人では安心して遊ばせることができないので、1歳を過ぎるまではベネッセのすいすいルーピングコースターの方がおすすめです。

ボーネルンド ジョイトーイ ルーピングシリーズと比較するとコースや色鮮やかさでは劣りますが、0歳児には安全なのでこれくらいが丁度良いのかもしれません。

すいすいルーピングコースターは、おまけに10か月号の木のカチカチつみきセットと組み合わせて使えるなど、色々考えて作られているという感じです。

知育玩具としてはボーネルンド ジョイトーイ ルーピングシリーズの方が難易度が高いので、1歳を過ぎたら遊ばせることにしました。

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絵本と玩具のコラボ

ベネッセのこどもちゃれんじベビーに入会するメリットのひとつに、月齢に合わせた送られてくる玩具と絵本のコラボがあります。

玩具単体だけで評価するならば、こどもちゃれんじベビーに入会するメリットは多くありませんが、玩具とコラボした絵本というのはなかなか書店では買えません。

絵本の内容自体も有名な絵本作家の物と比べると単純ではありますが、0歳児には面白い内容よりも関連性のある玩具と絵本の方が大きな刺激になります。

ただし、ベビーカーでおでかけする時は、色が鮮やかでストラップのあるオーボールがあると便利なので、別途購入して遊ばせています。

他では買えない玩具

こどもちゃれんじベビーに加入するもうひとつのメリットに、他では買えそうにない玩具が苦労せずに手に入るという点です。

こちらは、でるでるキューブとくるくるキューブという玩具ですが、月齢に合わせて考えられた実に素晴らしいおもちゃです。

0歳児向けの玩具は世の中に沢山ありますが、適切なものを探すのは結構大変なので、毎月何も考えなくても届けてくれるのは本当に有難いことです。

こどもちゃれんじベビーのデメリット

こどもちゃれんじベビーのデメリットを考えた時にまず最初に思うのが、毎月届く玩具や絵本の数が少ないので、これだけでは1か月遊べないという点です。

もちろんこれは他の玩具にも言えることなので、デメリットとして挙げるのはナンセンスかもしれませんが、こどもちゃれんじベビーに入会すれば万事解決という訳ではないという事を理解した方が良さそうです。

赤ちゃんにもよりますが全く興味を示さない玩具や絵本もなかにはあるので、こどもちゃれんじベビーの玩具や絵本を補助する形で他の玩具も買い与えるのがおすすめです。

月齢に合う品物を毎月届けてくれるのはいいのですが、0歳児の月齢を超えた玩具を早く使わせたいと思う、せっかちな親御さんには、こどもちゃれんじベビー単体では満足できないのかもしれません。

また、こどもちゃれんじベビーの玩具は0歳児の月齢に合わせた安全で質素な作りなので、あまり長く遊べるものという感じではありません。

こんな人におすすめ

こどもちゃれんじベビーは、とにかく育児に追われて赤ちゃんの玩具や絵本を買う暇がない人や、何を買い与えれば良いのかわからない人、一般的に売られている玩具だけでは子供の成長につながらないと思う人におすすめです。

赤ちゃんが産まれると月齢を重ねる毎に疲れが倍増していくので、玩具を調べたり買いに行く余裕がない人には特におすすめです。

他の赤ちゃんが入会しているから自分の子にも同じことをさせてあげたいと考える必要はありませんが、赤ちゃん時代をどの様に過ごすかで成長の度合いが大きく変わるかもしれません。

家が狭いと毎月送られてくる品物で窮屈になりますが、自分達では何もしてあげられないと思うのであれば迷わず入会してあげてください。

コストも一括払いにすれば毎月のコストが2,000円以下になるので、考える労力や買いに行く手間を考えると断然お得だと思います。

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