家の悩みで意外と多いのは仏壇の置き場所ではないでしょうか。
仏壇を和室に置くかリビングに置くか、そもそも仏壇を置くスペースがあるのか、リビングに仏壇を置くなら純和風よりもモダンながいいなど、仏壇ひとつでも悩む事が多くあります。
我が家の仏壇は、およその大きさが高さ126cm、横幅47(扉開時64cm)、奥行43cmで、リビングの柱にあわせたサイズの物を置いています。
最初は仏壇を和室に置こうと思ったのですが、明るくて日常的に人がいるリビングに置いた方が良いのではないかと考え、柱のサイズに合わせて仏壇を購入しました。
仏壇を置く専用スペースのある家もありますが、最近の仏壇はコンパクトで現代風のデザインと言われているものが増えているので、きちんとした仏壇のスペースがある家は今では珍しいかもしれません。
以前は、卓上に置く比較的小さな仏壇を置いていたのですが、位牌を複数置くには窮屈なくらい小さすぎたので買い換えました。
この仏壇を選んだポイントは、リビングに置いても違和感がないデザインと、線香をあげる時に位牌や遺影を上から見下ろすのではなく、下から見上げる形で拝めることができるのと、お線香やロウソクなどの消耗品を大量に引き出しの中に納めておけるからです。
仏壇に引き出しがないと、お線香やロウソクを別に保管しなければならないので不便なのと、これだけの数を収納できると線香切れの心配がなくなります。そして香炉なのですが、使用している香炉灰が優れもので、ある悩みを解決してくれました。
仏壇と仏具は、板橋区にある日本堂仏具店で購入したものですが、お線香の足先を灰の中に残さない便利な香炉灰です。
今まで使用していた香炉灰は、お線香の足先が灰の中に残るので、茶こしで線香を取り除くという作業をしなければなりませんでした。この香炉灰はススメの一品ではないかと思います。
そして、こちらが「りん」になりますが、昔ながらのりんと大分形が違います。こちらも日本堂仏具店で購入したものですが、インターネットのショッピングサイトでも購入できるようです。
この「りん」のいいところは、形もそうですが音色が長く鳴り響く点ではないでしょうか。
そして、プリザーブドフラワーも仏壇と一緒に購入させていただきました。暑い季節になると生花はすぐに駄目になりますが、プリザーブドフラワーなら長持ちして安心です。
私も最初の頃は生花を購入していましたが、結構マメに買い換えなければならないので、プリザーブドフラワーにしました。お盆や命日などの重要な時に生花にし、日頃はプリザーブドフラワーにして、花を枯らすことがないようにしたいと思います。
以上が、我が家の仏壇と仏具の紹介となりますが、参考になりましたでしょうか。仏壇を求めて10軒くらい仏壇店に足を運びましたが、仏壇は高価なだけに即決で買わない方が良いと思います。
最初は有名な仏壇通りで探していたのですが、店によってはかなり強引な売り方をしてくるので、ノーと言えない人は危ないと感じたらすぐに店を出た方がいいと思います。
ハセガワやセレモアなどの現代風仏壇と言われる八木研の商品を多く扱う店は、有名店なだけあって対応は親切でしたが予算的に厳しくて断念してしまいました。
ですが、予算が許されるのはら八木研一択と言いたいくらい魅力あるデザインの仏壇が多くあります。仏壇は100万円を超えるものも多くありますので、できるだけ足を運んで安くていいものを選んでください。