unico SOTOシリーズダイニングテーブル&ベンチ徹底レビュー

一人暮らしを楽しんだり結婚したばかりで、賃貸住宅生活をしらばらく続ける予定ならニトリやIKEAなどの格安家具で十分ですが、広いリビングのあるマイホームを購入したなら長く使える立派なダイニングテーブルが欲しくなります。

家具は家族構成の変化や子供の成長に合わせて買い替えるものなので、最初から立派なダイニングテーブルを購入する必要はありませんが、だからと頻繁に買い替えていては損してしまいます。

ダイニングテーブルを選ぶ上で最も重要な要素は部屋の間取りですが、その他にも家族全員が一緒に食事をできたり子供がリビングで勉強をしたりと、生活スタイルを考えることも重要になります。

満足度は価格で決まる

ディズニーリゾートへ宿泊したり小笠原諸島へ旅行した時の体験は価格以上に大切な思い出となりますが、基本的に家具の満足度は価格で決まるものなのでお値段以上にはなりません。

ラグジュアリーに見えても低価格なダイニングテーブルやソファーに使われている素材はチープで、合皮のソファー表面が剥げ落ちたり、ダイニングチェアがすぐに壊れてしまうことがあります。

いずれ引越しをする可能性のある賃貸住宅生活なら格安家具がおすすめですが、これから苦楽を共にするマイホームのダイニングテーブルには、長く使えて満足度の高い製品がおすすめです。

小型な家具や雑貨なら廃棄も簡単ですが、大型家具のダイニングテーブルは粗大ごみに出すのも大変ですし、フリマアプリで売却するにも数万円単位の送料がかかります。

デザインはともかく、価格の安さに魅力を感じて格安家具を購入したものの壊れてしまい廃棄処分したり、フリマアプリで売却したとしても高額な送料を支払うことになり結果的に損することになります。

また、コストを抑えている格安の家具は、デザインの悪さだけでなく安全面にも不安があるので、人が直接使用する大型の家具は価格よりも品質を重視して選ばなければなりません。

これから何年も住宅ローンの返済を続けることを考えると、不慮の事故でケガをして収入を減らす訳にはいかないので、品質とデザインにこだわりを感じられる製品を選んだ方が安心で満足度も高くなります。

unicoに決めた理由

最初に購入したマイホームでは、島忠ホームズで売られていた飛騨のリビングボードや、大塚家具のカップボードを利用していたこともあり、新居の間取りに合うダイニングテーブルを探しにいきました。

大塚家具や島忠ホームズの家具はとても丁寧に作られていて長く使えるのでおすすめですが、あまり面白さを感じないのでunicoのダイニングテーブルとベンチバックレストをセットで購入することにしました。

unicoダイニングテーブルベンチバックレストセット

今回購入したunicoのダイニングテーブルは、チーク無垢材を使用したカジュアルなデザインのSOTOシリーズで、背もたれのあるベンチと椅子2脚のセットを購入しました。

unicoのダイニングテーブルには、SIGNEやMANOAなど魅力的なデザインのシリーズもありますが、今回はダイニングテーブルのメンテナンスが簡単なチーク無垢材のSOTOシリーズを選びました。

unico soto組み立て完成

SOTOシリーズのダイニングテーブルセットは、脚の形が四角形で角が処理が滑らかではなくクッションもないので、全体的に硬さを感じるデザインですが、耳を付けることで柔らかくなります。

unico sotoダイニングテーブル耳あり

コスト削減のために大量生産する格安家具のダイニングテーブルに自由度はありませんが、unicoのように受注を受けてから生産を行う製品なら、ダイニングの広さに合わせてサイズを選んだり、耳を付けて使いやすくすることもできます。

過去に使用していたダイニングテーブルの奥行はとても狭く、卓上IH調理器やホットプレートを置いてしまうと窮屈に感じたので、今回は広く使える横幅160cm奥行80cmのサイズにしました。

テーブル幅が160cmもあれば二人掛けベンチの隣に椅子をもう一脚置けるだけのスペースがあるので、家族が増えたら椅子を買い足したり小さな子供が座るベビーチェアも置いたりすることができます。

見えない箇所も丁寧な仕上がり

このダイニングテーブルは分解された状態で届くので工具を使い組み立てる必要がありますが、購入時に店舗へ依頼すれば有料で配送業者の方が組み立て作業をしてくれます。

こちらはunicoのダイニングテーブルを組み立てる前に撮影したものですが、賃貸住宅で生活していた時に購入した格安製品と違い、天板の裏側もきちんと処理がされていて安心しました。

unicoダイニングテーブルsoto組み立てサービス

ダイニングテーブルの組み立ては難しくありませんが、床を傷つける恐れがあることや電動ドライバーが必要になることを考えると、配送業者の方に任せるのがおすすめです。

ベンチの使い心地

ダイニングテーブルとセットで購入したベンチバックレストですが、背もたれがあるので好きな場所から座ることはできませんが、食事や作業中の休憩が楽にできますし子供の転落防止にもなるので満足しています。

ベンチの重量を考えると気軽に動かせないので、小回りが利かないキャニスタータイプの掃除機をかけるのは少し手間がかかりますが、ハンディタイプの掃除機や使い捨てシートのモップがあれば楽に掃除できます。

unico SOTOシリーズのイスやベンチはクッション付きではないので、汚れても簡単に掃除できるのがメリットですが、長く座ることでお尻が痛くなりますし冬は、若干冷えを感じるのでクッションは必要になります。

両サイドに動線を設けずベンチの後ろ側を壁に付けてしまうと不便になるので注意が必要ですが、イスを引き出す分のスペースを節約できるので、設置スペースに制限があるなら全てベンチにするという方法もあります。

unico SOTOシリーズの感想

unicoの店舗に間取り図を持ち込めば、ダイニングテーブルを置いた時のイメージをCGで再現してもらえますが、実際に住んでいるダイニングにテーブルを置いてみないと分らないことが沢山ありました。

わが家のデザインコンセプトを考えると、より色の濃いダイニングテーブルを選ぶべきだと考えましたが、広いリビングダイニングでないと圧迫感を感じるので、チーク材を使用した程よい色合いのSOTOシリーズを選びました。

unico SOTOシリーズのダイニングテーブルは、チーク無垢材を使用した山小屋をイメージしたデザインなので、床がモルタルのカフェをイメージしたカジュアルな住まいに向いていますが、明るいフローリングであれば違和感なく使えそうです。

カジュアルなデザインのダイニングテーブルは、ブラックやダークブラウンのラグジュアリーなデザインには合わないので、家具単体のデザインだけで選んではいけません。

unico SOTOシリーズで使用している無垢のチーク材は、反りや割れが発生したりチークオイルが揮発して壁や床に付着することがあるので、壁から離して使用するなど色々気を付けなければならない点もあり。

ダイニングテーブルやベンチのために湿度のコントロールをするのは難しいかもしれませんが、直射日光を避けたりエアコンの風が直接あたらないようにするのは誰でもできます。

正しい環境下でunicoのダイニングテーブルを使えば長く使うことができますし、使い込むほど味わい深さが出てくるので、子供が成人して親元を離れるまで使い続けることにしました。

フローリングのキズ予防にゴムマット

今回購入したunico SOTOシリーズですが、テーブルの足下には十字型の金属が埋め込まれているので、フローリング直に置くと傷を付けてしまう可能性があります。

我が家ではダイニングテーブルの下にフローリング保護用マットを敷いているのですが、テーブルの重みで十字型に穴が開いたので、厚手のゴムマットをカットして敷いています。

テーブルの足元をゴムマットで保護

他のテーブルならゴムマットを敷くのに抵抗を感じるかもしれませんが、unico SOTOシリーズなら全く気になりませんので、是非お試しください。

ゴムマットを敷くことでフローリングを傷から守ることができますが、ダイニングテーブルを横から押しても脚が動かなくなるので、大きな負荷をかけないようしてください。

ゴムマットを敷く場合は、脚が垂直になるように設置することが大切ですし、劣化したゴムがフローリングに付着する恐れがあるので、必ず保護マットをしてから使用してください。

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