IHクッキングヒーターの使い方で注意したいこと

火を使わないIHクッキングヒーターは、掃除が簡単、お湯を沸かすのが早い、キッチンが暑くならない、ガス漏れの危険がないなど、ガステーブルと比べると多くのメリットがあります。

そんなメリットの多いIHも、10年近く使い続けていると使用する時に注意しなければならない点に気が付きます。

使い方で注意が必要なのはガスも同じですが、実際にIHクッキングヒーターを9年以上使用してから感じた、注意点について簡単にまとめてみました。

保温機能付容器の加熱

冷めたコーヒーなどの飲み物をステンレス製の鍋やヤカンで温めるのは問題ありませんが、密閉構造で保温機能のあるステンレス製容器をIHでで加熱するのは危険です。

空気は暖まると膨張する性質があるので、密閉された容器を過熱すると容器が破損したり、破裂して大きな事故になる可能性があります。

IHで保温機能容器の加熱は危険

これはIHクッキングヒーターに限定した話ではなく、ガスコンロや電子レンジでも同じことですが、IHに慣れていない時期は不思議と温められるのではという気持ちになります。

ガスだと火を使うからか密閉された容器を直接火にかけることをしませんが、IHは手軽に温められる電子レンジのような便利な調理家電なので、密閉式コーヒーメーカーの保温容器でも加熱したくなります。

確かにIHはガスコンロと比べて安全ですが、使いかたを間違えると事故につながるのは電子レンジ同じで、どんな便利なものでも使い手が気を付けなければ事故になります。

電子レンジは食べ物や飲み物を直接加熱するのに対し、IHクッキングヒーターはガスと同じで鍋やフライパンを直接加熱するので、膨張した空気の逃げ場がないと大惨事になります。

空気の性質を理解していても魔法瓶などの保温容器の仕組を理解しないと危険なので、子供が間違えないように表面にIH禁止などのシールを貼るか、油性マジックで書いた方が安全です。

加熱のしすぎと火傷に注意

IHクッキングメーカーは底面だけが熱せられるので、火が鍋の側面まで達するガスと比べて鍋の全体は変色しにくいのですが、空焚きをすると底面が変色するのはガスと同じです。

また、これもガスコンロと同じではありますが、鉄製のフライパンを急激に高出力で加熱すると、底面が変形してしまう恐れがあります。

琺瑯製品もそうですが、200Vの高出力が可能なIHを使用する時は、基本的に中火から弱火で使用するのがおすすめです。

WMFの丈夫なステンレス製フライパンを使えば、野菜炒めなどの強火が必要になる料理をしても変形することはありませんので、200VのビルトインIHを使用されるかたはWMFが断然おすすめです。

WMFのフライパンは慣れないと焦げてしまうのですが、このフライパンを一度使うと定期的に買い替えが必要な、テフロン加工のフライパンには戻れなくなります。

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IHの使いかたで注意したいのが、IHは火力が弱いと思い込んで加熱開始直後に鍋やフライパンの表面に触れたり、調理後に熱せられたガラストップに手を触れたりすることです。

ガスのように火を直接扱わないので安全でありますが、IHに慣れるまではガスコンロより火傷しやすいのかもしれませんので、充分に注意してから使用してください。

IHに適した調理器具を

IHも日々進化していて、オールメタル対応のIHではアルミや銅などの鍋を使うことができますが、オールメタル対応でないIHはステンレスや鉄、鉄鋳物、鉄ホーローなどの素材に限定されます。

オールメタル対応のIHでもガラスや陶磁器製の土鍋などは使えませんが、多くの調理鍋はステンレス製や鉄ホーロー、鉄鋳物なので問題になることはありません。

唯一気を付ける点は、鍋やフライパンの底がIHのガラストップと多くの面が接触するように、底がフラットな物を選んで購入してください。

鍋底に足が付いていたり鍋の底が丸い形状だと、加熱にロスが生じたり加熱されない場合があります。

次もIHを使いたいと思うか

9年以上ビルトインIHを使い続けて料理していますが、今の家を引越すことになってもIHが使える家に住みたいと心から思います。

はじめてIHを使う人は火加減がわからないので必ず使いにくいといいますが、1か月もすればガスには戻れないくらい快適です。

IHのマイナス点として、土鍋や銅の鍋が使えないという人もいますが、ガスの様にキッチンが無駄に暑くなることもありませんし、調理スペースとしても使えるので、窮屈なガステーブルよりも断然おすすめです。

今まで、IHクッキングヒーターのために鍋やフライパンを買い換えたこともありませんし、ガステーブルと比較して困ることは全くありません。

強いて難点を言うならスルメイカを直火で焼くことができないくらいで、掃除のしやすさやガス漏れ事故を考えると、デメリットよりもメリットの方が大きいのではないかと思います。

今後マイホームを購入する時にビルトインIH調理器の導入を検討されている方は、一度卓上タイプのIHを購入すれば使い勝手や不安な点が解消されるはずです。

卓上IH調理器に関して詳しく知りたい方は、こちらの関連記事を合わせてお読みください。

知らないと失敗する卓上IHクッキングヒーターの選び方

2015.09.29



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