卓上IH調理器だからできる便利で安全な料理づくり

卓上IHクッキングヒーター(以下、卓上IH調理器)を使う最大のメリットと言えば、卓上のガスコンロにはない調理モードやタイマー機能ではないでしょうか。

卓上のガスコンロとIH調理器を比較する時に、必ず火力の違いを気にしてガスコンロを選ぶ人がいますが、IH調理器は熱効率が良いので最適な製品を選べば卓上ガスコンロの火力に負けませんし、IH調理器ならではの便利な機能は絶対に無視できません。

ビルトインタイプのガステーブルなら自動消火機能やタイマー設定ができますが、卓上で使うガスコンロは器具栓つまみを手動で回すので、調理モードやタイマーなどの機能はありません。

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卓上でもIHだからこそ使える機能

私が愛用しているPanasonicの卓上IH調理器は、鍋だし作りコース、味しみこみコースの他に、揚げ物の温度を自動でコントロールする機能や、とろ火機能、そして何よりも切タイマーが使えます。

各機能を簡単に説明すると、「鍋だし作りコース」は鍋が煮立ったら自動で火力を抑えて吹きこぼれを防ぎ、「味しみこみコース」は大根などの軟らかい食材の煮崩れを抑え、味がよくしみこんだ煮物ができるコースです。

ガスコンロと違い、鍋の吹きこぼれや煮崩れを気にする必要がないので、他の料理に集中できるという優れものです。※決められた利用方法をしないと機能しない場合があります。

更に、揚げ物の温度を自動でコントロールする機能を利用すれば、油を一定温度に保つことができるので揚げ物がカラッとおいしくできあがります。

卓上IHの安全機能

卓上で使えるガスコンロの最大の弱点は、切タイマーが使えないので火の消し忘れの危険があります。

火の消し忘れという意味では、卓上IH調理器も切タイマーがない製品であれば同じですが、Panasonic製のIHのように切タイマーがあると安全です。

火事の原因で多いのは、加熱調理器具の切り忘れによる油の発火です。

Panasonicの卓上IH調理器(KZ-PH33)には、空だき防止機能はもちろん、温度過昇防止機能による自動通電制御や、切り忘れ自動OFF機能など、ガスコンロにはない安全な機能が豊富です。

ガスの人も1台あると便利

ガスにはガスの良い点があるので、高機能なビルトインガステーブルを無理にIHに変更する必要はありませんが、1台卓上のIH調理器があると便利になること間違いありません。

ガステーブルで調理しつつ、鍋のだし作りや保温はIHに任せるなど、それぞれの長所を活かした使い方をすれば便利です。

卓上のガスコンロと違いIHは電気を使用するので、屋内であればボンベのガス切れで困ることもありませんし、ガス漏れを気にする必要がありません。

なので、高齢者のいるご家庭などは安全のために、積極的に卓上IH調理器をご利用になられてはいかがでしょうか。

冬場の寒い台所で調理するのが億劫な人や、テレビをみながらソロでご飯を食べる人にも便利です。

そんな便利な卓上IH調理器で私がおすすめすのは、こちらの製品となります。

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