ポータブルテレビの大本命プライベート・ビエラ徹底レビュー

大画面化が進むテレビの世界ですが、実は20インチ以下のポータブルテレビも需要があり、一人暮らしを始めたばかりの単身者や、寝室や書斎のテレビとしてお求めに方が多くいます。

ポータブルテレビにも様々な種類の製品がありますが、そのなかでもパナソニックの製品が大人気で、ポータブルテレビを買うならプライベート・ビエラが断然おすすめです。

パナソニックのプライベート・ビエラがおすすめなのは、リビングや寝室でのテレビ視聴はもちろん、バスルームやキッチンで料理をしながらテレビをみることができる点にあります。

今回はテレビの常識を変えたプライベート・ビエラの仕様と、使い勝手などを中心に紹介します。

プライベート・ビエラの基本

まずは簡単にプライベート・ビエラでできることを簡単に簡単にまとめると

  • お風呂やキッチンでも使える高い防水性能
  • テレビの配線がないので持ち運びが簡単
  • チューナーとのワイヤレス接続で録画やブルーレイの再生も可能
  • 外出先からスマホでテレビ番組の視聴や録画予約が可能
  • 録画した番組をSDカードに保存して屋外でテレビを楽しむ
  • キッチンやお風呂のタイマーが便利
  • インターネットの動画も再生可能

ただし、全てのプライベート・ビエラで利用できる機能ではなく、モデルにより防水非対応のものや、テレビ番組の視聴をしながら裏番組の録画ができないなどの違いがありますので、目的に合わせた製品を選びが重要です。

プライベート・ビエラには、画面サイズが10インチ、15インチ、19インチ、24インチがありますが、一番のおすすめはテレビの視聴をしながら裏番組の録画が可能なUN-15TD6です。

他のモデルには録画中に別の番組をみることができないものもありますが、このモデルは防水性能はもちろん他の一部のモデルにはない4段チルトスタンドが便利で、プライベート・ビエラを買うならUN-15TD6が断然おすすめです。

プライベート・ビエラUN-15TD6チルトスタンド

このチルトスタンドは4段階に調整できるので、モニターを前側に傾けたり、お風呂のタオルかけにS字フックでかけたりと、様々な場所やシーンで利用できます。

プライベート・ビエラでできること

プライベートビエラのモニターと付属のチューナーは、無線LANアクセスポイント(以下、無線AP)を介さないで機器を直接電波でつなげるアドホック接続と、無線APを経由して機器を接続するインフラストラクチャ接続が可能です。

プライベート・ビエラUN-15TD6-Sチューナー

では、どちらの接続方法が良いかというと、家庭内に5GHz対応の無線APがあることが前提で、お部屋ジャンプに対応したパナソニックのビエラやディーガがあるなら、無線AP経由でモニターとチューナーを接続してください。

マニュアルやメーカーサイトの説明では、お部屋ジャンプに対応した機器で録画した番組をプライベート・ビエラで再生可能とありますが、実はSonyのnasneで録画した番組もプライベート・ビエラで視聴が可能です。※2016年8月21日現在確認済みですが、今後仕様変更される可能性もあります。

プライベート・ビエラは最高モデルであるUN-15TD6でさえダブル録画ができませんが、nasneなどの番組の録画が可能なサーバーがネットワークに接続されていと、疑似的なダブル録画が可能となります。※nasneの録画はtorneで行う必要があります。

nasneで録画したテレビ番組をPlayStation Vitaの小さな画面ではなく、少し大きめのプライベート・ビエラで再生できるので、無線APをお持ちの方は迷わず無線AP経由で機器を接続してください。

無線アクセスポイント経由でプライベートビエラとチューナーを接続する場合、電子レンジの電磁波と干渉しない5GHz対応の無線アクセスポイントがおすすめです。

5GHz対応の無線アクセスポイントがない場合や、nasneなどのテレビ番組の録画が可能な機器がネットワーク上に存在しな場合は、標準で使えるアドホック接続で機器を接続してください。

プライベートビエラの購入と同時に無線アクセスポイントを新調されるかたは、5GHz対応のこちらの製品がおすすめです。

バッファローやプラネックスの無線アクセスポイントは無線接続が安定しないので、テレビ視聴はもちろん他の用途でもストレスを感じるので避けた方が良いでしょう。

不満点

プライベート・ビエラの不満点を挙げるなら、最も価格の高いUN-15TD6にリモコンが付属していない点です。

リモコンがなくてもモニターのタッチパネルで基本的な操作はできますが、やはりテレビのリモコンがないと不憫に感じてしまいます。

また、チューナーの設定をする時は本体とモニターをケーブルで接続するのですが、チューナーを無線APに接続する時はリモコンがないと設定できません。

プライベート・ビエラチューナー裏

UN-15TD6のチューナーには有線LANポートがあるので、必ず無線接続しなければならないという訳ではありませんが、チューナーの置き場所に困らない無線接続を考えると、標準でリモコンが欲しいところです。

モニターのタッチパネルでチャンネルや音量の変更が可能ですが、どうしても画面に指紋がつきますし何よりもテレビの操作が格段と楽になります。

プライベート・ビエラのリモコン

UN-15TD6で使用できるリモコンはDY-RM30-Wで、こちらは防水対応なので調理中に手が濡れても安心して使えます。

1点難点を言うならばよく使う番組表ボタンが白いので見つけにくいのですが、格段と操作性が向上することを考えると大きな問題ではありません。

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プライベート・ビエラの設置

ここでは、実際に購入したプライベート・ビエラを利用して、様々な設置場所での利用方法について紹介します。

キッチンカウンター

キッチンカウンターのテーブルに物を置かないように心がけたいものですが、スペースがあると物を置きたくなるのが人情で、常に片付かない場所でもあります。

それなら一層の事、プライベート・ビエラをキッチンカウンターの上に置いて、チラシや小物などを置けないようするという使い方もできます。

プライベート・ビエラをキッチンカウンターに置く

キッチンカウンターの前にはダイニングテーブルがり、チルトスタンドを下向きに調整すれば、とても見やすくなります。

バスルーム

バスルームは、プライベート・ビエラの能力を十分に発揮できる場所で、お風呂に入りながらテレビを視聴するなら、防水性能のあるUN-15TD6がおすすめです。

UN-15TD6の4段階チルトスタンドが便利で、テレビを浴槽の上に置いたりタオルかけに掛けたりすることができるので、お風呂のなかで使うならUN-15TD6が断然おすすめです。

プライベート・ビエラをお風呂で使う

他にもプライベート・ビエラなら、和室の畳の上に置いたりベッドの枕横に置いて寝ながらテレビをみることができるので、一家に一台あると便利なテレビです。

SDカードで屋外に持ち出し

チューナーと無線接続して使用するのが基本のプライベート・ビエラですが、録画したデータをmicroSDカードに転送して屋外へ持ち出すことができます。

プライベート・ビエラにスマートフォンからリモートで接続してテレビを視聴することもできますが、wifi環境がなければパケットを多く消費してしまうので、あまりメリットはありません。

その点、今回購入したプライベート・ビエラは本体にバッテリーが内蔵されているので、録画した番組をmicroSDに転送しておけば、電波の届かない山奥などでアウトドアをする時にもテレビを楽しむことができます。

プライベート・ビエラは買いか

テレビやゲームを大きな画面でガッツリ楽しみたいという方には、プライベート・ビエラはおすすめできませんが、普段からテレビをみる時間が少ない人、お風呂でテレビを楽しみたい人、横になりながらテレビをみたい人におすすめです。

また、プライベート・ビエラはワンルームの部屋で新しい生活をはじめた大学生や社会人や、テレビ漬けを心配する我が子へのプレゼントにもおすすめです。

我が家では、テレビ中心のリビングからの脱却とキッチンカウンターの上を整理するために、大画面テレビからプライベート・ビエラへ買い替えをしました。

ポータブルテレビで断然おすすめのプライベート・ビエラのなかでも、ブルーレイ対応で500GBのディスク容量モデルが、お求めやすい価格でおすすめです。

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