離乳食を食べない赤ちゃんに試してもらいたい美味しいお粥5選

赤ちゃんの味覚はとても未熟で、大人なら美味しいと思うものでも口を閉ざして拒否したり、逆に想像しただけでも嫌になる組み合わせの食べ物を夢中になりながら食べることがあります。

例えば、離乳食の定番であるミルク煮のお粥や、咄嗟の思いつきで混ぜてみたヨーグルトと納豆、バナナをミキサーしてお粥に混ぜた物を平気でパクパク食べることもあります。

赤ちゃんの味覚を大人が理解するのは大変難しいことで、どんな物を混ぜ合わせれば食べてくれるのか毎日試行錯誤の連続で、栄養バランスのことは二の次になります。

昨日食べた離乳食でも今日は食べないのが赤ちゃんなので、できるだけ無駄にならないように小分けにして食べさせていますが、量が足りないと怒りだすのでバランスが難しいなと思います。

まずいお粥を食べさせていませんか

どんなに離乳食の組み合わせが悪くても食べてくれるのが何も味付けしないシンプルなお粥で、離乳食をはじめた頃から安定して食べてくれました。

ところが、まずいお米の品種にかえた途端全く口を開けなくなり、美味しい品種のお米にするまでは何が何でもお粥を食べようとしませんでした。

赤ちゃんはお粥のミルク煮など大人では考えられない奇抜な味を好む傾向にあるようですが、シンプルな味も未熟な舌でしっかりと違いを感じているようです。

美味しいお粥になるお米

今まで30銘柄以上のお米の食べ比べをしてきましたが、お粥にして美味しいと感じたのは5銘柄程度で、コシヒカリも全てのお米が美味しい訳でもないし、値段の高いお米でも不味いと感じる銘柄があります。

そこで今回は、普通に炊飯器でお米を炊いて美味しいと感じたお米のなかから、離乳食としてお粥にして赤ちゃんがモリモリ食べたお米3銘柄を紹介します。

因みにお米の品種と銘柄の違いですが、品種はお米の種類そのもので銘柄は秋田県産あきたこまちなど、生産地を含めたお米の呼び名となります。

福井県産てんこもり

こちらは福井県産のてんこもりという銘柄で、炊飯器で炊いた時は普通に美味しいお米ですが、お粥にすると飛び抜けて美味しくなるおすすめです。

栽培時には農薬を使用していないから、一部黒いお米の欠片が混在していましたが、赤ちゃんに食べさせるお粥に適していると言えるとても美味しいお米です。

福井県認証の特別栽培米であるてんこもりは、10年の歳月を経て育成された富山県出身の毎年特Aを期待できる美味しいお米で、我が家では何度もリピートしています。

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山形県産はえぬき

こちらはコシヒカリを凌ぐ美味しさと言われる山形県産のはえぬきというお米で、離乳食のお粥にするのはもちろん、普段から食べるご飯にもおすすめしたい美味しいお米です。

美味しいお米といえばコシヒカリやあきたこまちが有名ですが、山形県産はえぬきを食べるとその美味しさに驚いてしまいます。

最近は有名な品種のお米でも美味しくない銘柄が増えてきたので、今のお米の味に満足できない方は、是非はえぬきをお試しください。

コシヒカリをも凌ぐはえぬきをお粥にすると美味しいのは当然のことで、我が家の0歳児もモリモリ食べてくれています。

お粥にしても美味しいお米はえぬきについて詳しく知りたい方は、こちらの関連記事を合わせてお読みください。

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ササニシキ

こちらは40代以上の方なら食べたことのある方が多いササニシキで、コシヒカリと人気を二分した昔懐かしい伝説のお米ですが、今ではあまり流通していません。

一部のスーパーでササニシキを見かけるようになりましたが、店舗では入手が困難なお米なのでネット通販での購入がおすすめです。

コシヒカリと違い甘さ控えめのあっさりしたササニシキですが、実は今でも根強い人気があり一部のお寿司屋や料亭などで使われています。

我が家の娘は美味しい銘柄のお米なら何でも食べてくれますが、甘すぎる食べ物が苦手な赤ちゃんには、あっさりしたササニシキがおすすめです。

そんなササニシキに関して詳しく知りたい方は、こちらの関連記事を合わせてお読みください。

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最近、5kgで3,000円以上もするコシヒカリを注文して食べてみたのですが、スーパーで売られているあきたこまちよりも美味しくありませんでした。元々スーパーで買うなら基本的にあきたこまちと決めているくらい好きなのですが、長い人生同じ品[…]

こちらは先ほど紹介した、はえぬきとササニシキの食べ比べができるお米のセットで、赤ちゃんがどの品種のお米を食べてくれるか心配な方におすすめです。

スーパーにも食べ比べができるお米がありますが、どれも飛び抜けて美味しい銘柄という訳ではないので、美味しいお米が少量からお試しできるこちらの製品がおすすめです。

※ササニシキとはえぬきの食べ比べセットは流通が少ないからかネット通販では入手困難となりましたので、ササニシキの商品リンクに変更させていただきました。

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赤ちゃんが大好きなお粥Green Mind

こちらは赤ちゃんとのお出かけで重宝するGreen Mindの赤ちゃんのためのお粥です。

赤ちゃんのためのお粥は、温めずに封を切るだけで簡単に食べられるレトルトパックですが、味は非常に美味しく我が家の娘もパクパク食べてくれます。

一時、お米がもったいないからと不味い品種のお粥を食べさせていたら、お粥は不味い食べ物だと赤ちゃんにインプットされてしまいました。

そんな時に助けてくれたのがGreen Mindの赤ちゃんのためのお粥で、全く離乳食を食べてくれない状況から何とか脱することができました。

赤ちゃんのためのお粥は、育児疲れで離乳食をつくるのが辛い方にもおすすめで、我が家でも余裕がない時には赤ちゃんに食べてもらいます。

育児は完璧にこなそうとすると疲労が蓄積して逆効果になるので、お金の力で手を抜けるのであれば少しの手抜きは必要です。

離乳食を食べなくなる7か月頃の赤ちゃんにおすすめですが、Green Mindの赤ちゃんのためのお粥は月齢ごとに商品がわかれているので、よく確認してから購入してください。