男性育児をブーム化しないでほっといて欲しい

男性が積極的に育児に参加するのは大賛成ですが、それをイクメンだとかイクメンブルーなどの言葉をつくり、流行語でも狙うかのようなことはしてほしくないオッサンです。

なぜなら、イクメンブルーという言葉に反応して、育児に弱音を吐く男性を叩いたりするのが怖いからです。

やっぱり仕事と育児の両立は厳しいものがあるので、40半ばのオジサンは弱音のひとつでも吐きたいじゃないですか。

それを、今まで男性が育児をする女性の辛さや意見を全部無視して、勝手にルールを作ってきたのに、今更何を言ってるんだかと言われると、ブログで弱音を吐けなくなります(笑)。

確かに女性の怒りはごもっともで、悪阻が辛くて毎晩泣いているのに会社にこないからとクビにしたり、産休を1年以上取得しようとすると解雇されたりと、出産や育児に優しくない社会を作り上げてきたのは間違いなく男性です。

義理の母は孫が産まれたから会社を2ヶ月休んで育児のサポートをしたいと相談したら、休む前に退職願を書けと言われる始末で、旧石器時代の考えを持つ世代が一斉にリタイアするまで、育児に積極参加できる社会にはなりそうにもありません。

子供は社会の宝といいつつも、その母親に対しては宝を産んだ立派な人という扱いは全くされていないのが現実です。

私が今一番望むのは、ブログという世界が育児に対して弱音を吐くだけで叩かれたり、何かの政治に利用されたりしない、Windows95が出た頃の純粋にネットを楽しめる場であって欲しいことです。

疲労困憊で、正直日本語も怪しい状況ですが、今まで以上に育児には積極参加したいと思います。