五感で学ぶチャイルド・アイズの無料体験教室に参加してみた

新型コロナウイルスの影響や幼稚園の入園があり、新しい幼児教育への加入を遅らせていましたが、3歳という脳が急成長する大切な時期だと考えると勿体ないので、体験教室巡りの旅にでることにしました。

教育の先取りや小学校受験の準備など、子供を幼児教室に通わせる目的は人それぞれあるかと思いますが、我が家は学ぶことは楽しいことだと感じてもらうことを目標にしています。

幸いなことに今住んでいる地域は教育熱心な方が多く住んでいることから、至る所に幼児教育を受けられるスクールがあるので、まずは有名なチャイルド・アイズの体験レッスンに参加することにしました。

受験と知育で選べるコース

チャイルド・アイズの体験レッスンは講師とのマンツーマン指導でしたが、人見知りが激しい娘がとても嫌がるので、横に同席させてもらいながら一緒に授業へ参加することにしました。

チャイルド・アイズには受験対策コースと知育育成コースがありますが、幼稚園に入園したばかりの3歳ということもあり、知育育成コースの体験レッスンを受けることにしました。

体験レッスンの課題を完璧にこなす娘をみて、最初は天才なのではないかと有頂天になりましたが、後から2歳クラスの問題レベルだと聞いて逆に少し焦るくらいの難易度だと思いました。

正直、体験レッスンに参加しただけでは頭が本当に良くなるのかわかりませんが、他の幼児教室と比べて少し授業料が安いことや随分落ち着いた雰囲気だということがわかりました。

チャイルド・アイズは、成長期の脳に情報を詰め込んで容量を広げる方式ではなく、図形や数の概念をじっくり学んで理解するという印象があるので、本当はわが子を教室に通わせたいと思いました。

親子分離が最大の敵

チャイルド・アイズは完全親子分離の授業ですが、いきなり親と離れてレッスンに参加できる子もいれば、どんなに賢くても母親と離れるのが嫌で参加できない子もいるので、子供の性格はとても重要です。

親子の絆で子供の知育を行う七田式は母親も一緒にレッスンに参加できるので何も問題ありませんでしたが、親と離れるのが寂しくて幼稚園でも泣いている娘にチャイルド・アイズの親子分離が最大の敵でした。

いずれ親から離れなければならないので、早い段階で慣れた方が良いと言う講師の言い分も正しいのですが、そこは幼稚園へ泣かずに行ける子に言えることで、体験レッスン中の様子を見る限り我が家の娘は不向きだと思いました。

欲を言えば体験レッスンの講師のテンションが高ければ楽しめるのかもしれませんが、我が家の娘は淡々と進行する授業に今の段階では馴染めそうにないので、今回は通わせることを断念しました。

パターンブロックに夢中

娘の性格がチャイルド・アイズに向かない性格なので残念な結果になりましたが、図形を使用して形を完成させたり立体ブロックを図柄の通り積み上げたりと、普段したことがない勉強方法を楽しんでいたのは事実です。

仕方ないので試しに体験レッスンで使用したパターンブロックと、構成力をのばすパターンブロックタスクカードの本をAmazonで購入しましたが、子供が夢中になりながら遊んでいるので収穫ゼロではありませんでした。

幼稚園や小学校受験の事を考えると、人や場所に慣れをさせるために1.5歳から通わせた方が良いのですが、リトミック音楽教室や英会話スクールを優先させたので、親子同伴のスクールを探すことにしました。

親の財力が教育格差を生む現状

他にも水泳、クラシックバレエ、ピアノ、体操教室など王道的な習い事もさせたいのですが、我が家の財務状況では月額3万円までが限界なので、親の都合で習い事を選んでいるのが現状です。

それでも我が家は一人娘なので子供の教育にお金をかけられますが、大家族や若い世代の家庭に生まれた子は乳幼児期から教育格差ができるので、児童手当を拡充するなどをして欲しいと心から思います。

全ての乳幼児向け教室の費用を無料にしろとは言いませんが、少なくとも早期から子供に教育を受けさせる気がある人には、子供手当とは別に援助しても罰は当たらないと思います。

親の努力が必要

今回はチャイルド・アイズ体験教室の内容なので、長年通い続けた人の意見と比べると全く説得力がありませんが、少なくとも子供の性格や年齢を考えて受講させることが大切だということがわかりました。

それと、リトミック教室やこどもちゃれんじをしていれば幼児教室に行かなくても知力が発達しますが、それとは違う角度で子供の脳を鍛える方法を親が知ることが大切だと思いました。

他にも、幼児教室に通う人のブログによると毎日絵本を20冊読んでいるだとか、習い事をするのに自転車で1か月100km近く移動したとか、母親が半端ない努力をしています。

逆に言うと英語教材で人気のDWEを購入しても、親が一緒に取り組む時間と根気がなければ効果がありませんので、子供だけでなく自分自身に余裕があるのかを考える必要があります。

我が家でも1年間で絵本を500冊読んだり、ディズニープラスを英語で視聴させたりしていますが、苦手な分野は時間を決めて取り組まないとやらないので、幼児教室に通うことにしました。