代理咀嚼はダメ!?子供を虫歯から守る闘いを何年も続けて思うこと

子供の頃に甘い物を食べると虫歯になると親に言われ続けましたが、厳密に言うならば虫歯になりやすい菌を感染させた親が一番悪いのであり、単に責任を転嫁しているだけのことではないかと思います。

我が家も子供が一生虫歯で苦労しないように、ミュータンス菌、レンサ球菌、アクチノミセスなどが感染しないように、食器類の共有だけでなく愛情表現のキスを徹底的に禁止しています。

ただ、いくら親が気を付けても赤ちゃんは何でも口に入れてしまいますし、自分の親や親戚にまで徹底させるのはとても困難なので、子供の虫歯は親が悪いと言い切るのは酷な話だと思います。

代理咀嚼はオールド育児

分からないことがあればネットで検索したりSNSで気軽に情報を入手できる時代になりましたが、だからと新しい現代に生きる人々が常に正しい情報を元に育児をしているとは限りません。

仮に常に最新の育児方法をネットや雑誌で追いかけたとしても、その情報が正しいとは限りませんので、本当に取り入れる価値がある内容なのか吟味する必要があるので大変です。

例えば、ユーザー投稿型の大人気レシピサイトには蜂蜜入りの離乳食が紹介されていたこともありますし、子育て支援サイトにはハト麦は流産しやすくなる禁忌だと紹介されていたりします。

ハト麦が原因で流産しやすくなるという明確な証拠がある訳ではなさそうですが、0歳児の赤ちゃんに蜂蜜を食べさせてはいけないのと同じように、リスクがある物を避けるくらいのことはした方が良さそうです。

それと同じで、虫歯の原因となるミュータンス菌、レンサ球菌、アクチノミセスや、胃癌の原因になるピロリ菌を親から子供に感染させないためにも、代理咀嚼というオールドスタイル育児は避けた方が良いと思います。

最大の敵は身近にあり

虫歯になる菌から子供を守るために、ミルクはセンサー温度計で計測し、離乳食を冷ます時はハンディ扇風機を使い、他の子が遊んだ玩具は除菌シートで拭くなど、できることがあれば徹底的にしました。

それだけ必死になりながら子供が虫歯にならないように努力いているにも関わらず、じいさん連中は子供の風船を口で膨らませたり、直箸でおかずを取ろうとするのでイライラしてしまいます。

挙句の果てに、親ですらしたこともない娘の頬にキスをしたり、口移しで食べさせたこともないお菓子を与えようとするので、握り拳から血が流れそうになるくらい怒りがこみあげます。

取り合えず新型コロナウイルスを理由に父から娘を遠ざけていますが、できるだけ早く娘の口内に善玉菌が定着するように、ブリアンを定期購入して歯磨きをしています。

幼稚園を卒業するまでブリアン

3歳までミュータンス菌に感染しなければ虫歯にならなと聞いたことがありますが、不確実は情報を鵜吞みにして油断すると取り返しがつかないことになりそうなので、幼稚園を卒業するまでブリアンを使い続けることにしました。

まだ幼稚園年少組なので卒園まで2年以上ありますが、折角0歳の頃から今までブリアンを使い続けているので、この際安全圏だと言われている7歳まで定期購入すると心に決めています。

正直ブリアンは安くないので我が家の財政状況を考えると、コストカットの対象になりやすいのですが、この先何十年も続く娘の人生のなかで虫歯治療の時間や費用を考えてのことです。

虫歯の原因はミュータンス菌だけではないので、子供の歯を守りきることができるかわかりませんが、少なくともブリアンで善玉菌を口内に増やすことが最善だと思います。

安全な歯磨き粉

仮にミュータンス菌の感染を阻止できたとしても、悪い菌が口の中にいないとは限らないので、歯周病にならないように歯磨きは乳幼児の頃からしなければならないと言います。

ブリアンは普通の歯磨き粉と違い口の中を洗い流す必要がありませんし、フッ素が含まれていないので小さな子供が飲み込んでも平気な安全な善玉菌の粉です。

フッ素も少量であれば健康に影響がないと言いますが、少しでもリスクがある薬剤を乳幼児の頃から体内に取り入れるのは抵抗があるので、多少価格が高くてもブリアンを続けています。

正直、苺と葡萄味のブリアンでも3歳未満の子供は歯磨きの時に大暴れするので楽ではありませんが、最悪の場合舐めるだけでも効果があるのが救いで助かる時があります。

医師でも細菌の専門家でもありませんし、まだ完全に虫歯にならないと言えるような年齢でもないので立派なことは言えませんが、親が少し努力するだけで子供が病気になるリスクを下げることができると思います。

皆がブリアンを定期購入する必要はないと思いますが、少なくとも親が子供の代理咀嚼をしたり飲み物の共有しないだけで虫歯予防の効果はあるので、子供のために数年だけ努力してみてはいかがでしょうか。

今年小学一年生になる親戚の子は0歳の頃から代理咀嚼をしていたことや、甘いパンやお菓子を頻繁に食べていたこともあり、毎日歯磨きをしているにもかかわらず虫歯で歯がかけてしまいました。

徹底した病原菌の感染予防の努力かブリアンの効果なのか分かりませんが、おかげ様でもうすぐ4歳になる娘の歯は白く輝いていて歯科の定期健診でも褒められます。

因みに、我が家の娘は3歳になる前は仕上磨きで毎晩大暴れしていましたが、幼稚園に通いだした頃から急激に物分かりが良くなり、大人しくブリアンで歯磨きをしてくれるようになりました。