2016年10月1日から定期接種化されたB型肝炎ウイルスの予防接種ですが、残念ながら妻がB型肝炎のヘルシーキャリアなので、わが子も早速ワクチンの注射をしました。
妻は自分の親から感染したので、わが子は染しないように生まれる前から処置をするようにドクターへお願いをしていました。
池上彰のコーナーでB型肝炎予防のワクチンが0歳児を対象に無料で接種できるようになったと紹介していましたが、ワクチンを接種する場合は、それなりのリスクがあるということは紹介されていません。
テレビでは教えてくれないというのはいいすぎですが、生まれたばかりの赤ちゃんは当然ながらB型肝炎ウイルスに対する抗体が全くないので、母親がキャリアの場合は抗体のある血液から作られた薬剤も同時に投与しなければなりません。
薬が血液から作られる以上、殺菌処理していてもエイズや未知なるウイルスに感染するリスクはゼロではないとのことです。
ただし感染する確率はとても低く、聖路加国際病院では一度も何かのウイルスに感染したことはないそうです。
何もしないでB型肝炎ウイルスに感染するリスクと、薬剤を投与して何かのウイルスに感染する可能性を天秤にかけて、どちらかを選択しなければならないのです。
生まれたばかりの赤ちゃんを危険な目に合わせたくありませんが、親の無知と危機感のなさが招いた結果ではなく、しっかり考えた上での結果を受け入れることにしました。
0歳児の赤ちゃんにB型肝炎ウイルスのワクチンを接種するときは、病院でしっかりリスクについて聞いてからにしてください。
聖路加国際病院ではしっかりと書面で説明してくれたのですが、とても大切な問題なのでリスクを説明してくれない病院は避けた方がよいと個人的には思います。