自由と教育どちらで選ぶ!?保育園と幼稚園の違いについて考えてみた

我が子は最初から幼稚園に通わせようと考えていたので、今更保育園のことを気にする意味はないのですが、ベテラン保育園児の姪を身近でみていると保育園も悪くないなと思いました。

保育園は制服がないのと行事や教育カリキュラムが少ないので、幼児教育をするなら断然幼稚園と考えていましたが、赤ちゃんの頃から幅広い年齢の子供と一緒に生活するのも悪くなさそうです。

ただ、自分の子供を少しでも天才に育てたいと考えている凡人の親としては、子供の成長と教育を先生やお友達に任せたままにはできないので、心を鬼にしてスパルタ教育と噂される幼稚園に通わせることにしました。

保育園と幼稚園の違い

保育園や幼稚園は入園可能な年齢以外にも、標準的な保育時間の差や給食の義務と任意の違い、そして前者が児童福祉法で厚生労働省、後者は学校教育法で文部科学省という法律や所管の違いがあるそうです。

保育園と幼稚園どちらに子供を通わせるかは、家庭の事情や親の教育方針で決めるものだと思いますが、そもそもコンセプトが異なる別物だということを理解した上で決めないと後悔するかもしれません。

小学校に行くまでは遊び中心で子供を育てたいと思うなら保育園がおすすめですし、正しい礼儀を身に付けたり豊富な行事を体験させたいのなら幼稚園がおすすめと言われています。

幼稚園最大のメリットであり最大のデメリットは、入園するまでは24時間365日子供と一緒に過ごすことになるので、親が子供の遊び相手をしたり物事を教える余裕がなければならないことです。

逆に保育園は0歳から預けられるので楽ですが、幅広い年齢の子供が一緒に過ごすということもあり、幼稚園と比べるとできることに限りがあるので、3歳を過ぎた頃から物足りなさを感じる人もいるとのことです。

異なる大変さ

幼稚園は希望すれば送迎バスを利用できますが、保育園の場合は雨が降ろうが風が吹こうが送り迎えをしなければなりませんので、0歳から子供を預けられるとは言え忍耐力が必要になるとのことです。

ただ、幼稚園と違い基本的に給食なので早起き弁当を用意をする必要がありませんし、預けられる時間は保育園の方が圧倒的に長いので、条件次第ではフルタイムで働くこともできると言います。

通常保育の倍額払うことで、夜遅くまで預けられたり延長保育中にカリキュラム通りのレッスンを受けることができる幼稚園もありますが、4時間保育が基本なので夜遅くまで預けられないのが一般的です。

幼稚園でとにかく大変なのは制服を購入したり指定サイズのカバンを用意したり、クレヨン全ての色に名前を入れたりと、入園前の細かな準備がとにかく多いのと、送迎バスで子供を送りだした後の井戸端が面倒です。

幸いなことに我が子が乗り降りするバス停は、長話を好まない気さくなママさん一人なので助かりますが、これが同じバス停に大勢集まると抜けるのが大変で、毎日が憂鬱になると漏らす方もいます。

幼稚園の場合は午後二時に保育が終わるので、その後は習い事の送り迎えをしたり自宅で学習させたりと、保育園と違い午後の計画も考えておかないと、貴重な時期なのに勿体ない時間を過ごすことになります。

生活スタイルで決まる

40代で授けられた子供ということもあり若い時よりかは収入が安定しているので、子供を幼稚園に通わせることができていますが、30歳当時の収入を考えると夫婦共働きになるはずなので、保育園以外の選択肢はないのかもしれません。

理想は1歳から保育園に通い4歳になる年から幼稚園に通うことですが、保育園はポイント制で預けられるかが決まりますし、幼稚園に通うとなると時短勤務にするか仕事を辞めなければならなくなります。

考え方の違いで保育園か幼稚園か預け先を決められるのなら良いのですが、収入の差や就業状況次第で教育の選択肢がなくなるのは何となく残念なことなので、国の将来のためにも今後是正されることに期待します。

ただ、結局のところ子供が素直に育つとか頭が良い子になるとかは、子供が物つ素質の他に産まれる前からどの様に接したかだと思うので、保育園だからとか幼稚園だからとかはあまり関係ないように思います。