トンビが鷹になるのは親が相当努力したからだと思う

トンビが鷹を生むということわざがありますが、凡人代表の自覚がある親としては偶然的な要素に子供の将来を委ねるよりも、地道な努力で我が子を賢くするのが最善だと思い、産まれる前から3歳になるまで育脳を意識してきました。

赤ちゃんがお腹のなかにいる頃は、はじめてトークを使いながら話しかけてみたり、新生児向けの絵本を読んでみたり、胎教音楽を聴かせてみたりと、音で刺激を与えることをとにかく意識していました。

産まれた後は、脳科学者が書いた書籍を読んだり意識高い系の内容が薄い雑誌を読んでみるなど、育脳に有効と思う物があればなんでも取り入れてきましたが、3歳頃から家庭での育脳に限界を感じ幼児教室に通うことにしました。

習い事で毎月80km移動

月齢6か月頃までは家のなかで育児をしていたので、ベビー玩具で遊んだり、絵本の読み聞かせをしたり、散歩で木や花を触ることばかりしていましたが、記憶力が育つ7か月頃からベビーサインを教えたりしました。

1歳半からは、リトミック、ベビースイミング、子供向け英会話に通うようになり、2歳頃からは遠くの体操教室に参加していましたが、我が家には車がないので移動は子供乗せ自転車になります。

習い事のために毎月自転車で80km以上の移動を年単位で続けるのは大変でしたが、その功が奏したのか同じ月齢の子と比べて言葉の発達がとても早く、アニメも英語音声で楽しめるようになりました。

ただ、バイリンガルになれたからと頭が良い子に育つとは限らないことを己の身をもって経験しているので、3歳の頃からは図形の組み合わせなど思考能力を鍛えることを目標にしました。

最初は家でパズルやブロックなどをして遊ばせていましたが、家庭内で教えられるだけの知識と時間が絶対的に不足していることを痛感したので、4歳目前にしてキッズアカデミーへ通うことにしました。

幼児教育で可能性を伸ばす

キッズアカデミーに通い始めてからしばらくするとIQテストを行うのですが、今までしてきた努力が全否定される可能性もあるので恐怖を感じましたが、今後の方向性を知ることができるので前向きな気持ちで挑むことにしました。

知人に幼児教室に子供を通わせていることやIQテストを受けたことを話すと、神童と言われた人の末路や天才幼稚園児の将来を一生懸命力説されるのですが、それはまるで自分の子育てを正当化しているようにしか聞こえませんでした。

確かに親が一生懸命努力したところで子供のIQが高くなるという保証はありませんが、だからと何の手助けもせずに育てた子が賢く育つ保証もないので、可能性を信じてみることにしました。

キッズアカデミーには大分遅れてからの参加となりましたが、そこそこ高いIQからスタートすることができたので、これから知育レッスンを受けることで更なる上を目指すことが目標です。

小学一年生までに着いた差は簡単に縮めることはできないので、乳幼児期の教育やスーパー園児の否定することなく、良いことは積極的に取り入れる柔軟さと地道な努力が必要なのではないでしょうか。