ほんの小さな出来事で赤子との信頼関係が砂の城のように崩れ去る恐怖

以前、風邪をひいた時に1週間赤子との接触を完全に断つようにしていたら、完全に父親から知らないオジサンへ格下げされてシクシク泣かれた経験があります。

今回の内容は、ほんの小さな出来事から赤子との信頼関係は崩れ去り、知らないオジサンへの格下げというよりも、嫌いな人に認定された恐怖話です。

10月生まれの赤子は、冬の間は極力外出せずに箱入り娘として育ててきたのですが、3月も中旬が過ぎて大分暖かい日が多くなりましたので、春彼岸でお寺にいくことにしました。

今まで赤子の外出と言えば、ダッコ紐で近所を散歩するか、タクシーで定期健診に行くくらいでしたので、電車に乗るのは初めての出来事です。

お腹のなかにいる時から電車に乗るのは好きな感じで、怯えることなく順調にお寺についたのですが、お寺で借りた授乳スペースが暑すぎて、そこから機嫌がジ徐々に悪くなりました。

更にスピーカーから流れる大音量の説法に怯えてしまい、赤子のテンションはダダ下がり状態にも関わらず、知らない親戚に抱っこさせたのが悪かったらしく、そこから事あるごとに大泣きするようになりました。

そんな状態にも関わらず、親戚の車で駅まで乗せてもらうことにしたのですが、車のなかには初めてみるワンコがいるのをみて、本気モードで大泣き開始です。

更に、両脇を抱えて後部座席から赤子を親戚に渡そうとしたので、この世の終わりかと思えるような泣き方をしだしたので、流石にまずいと思い引き戻すも既に時遅しです。

父親は既に嫌な人リストの仲間入りを果たしてしまい、母親以外は一切受け付けないモード突入です。

翌日も顔をみるだけで泣かれてしまうので抱っこもできず、それもオヤジのハートは失恋した時よりも深く傷ついてしまいました。

それ以上に赤子は大きなショックを受けていたようで、父親の様子を気にするようにチラチラみていたのが不憫で仕方がありません。

こう文字にしてみると、大人からするとほんの小さな出来事かと思うことでも、赤子にとっては全てが初めてのことで、かなりストレスになったのではないかと思います。

ただただ、かわいそうなことをしたと反省をしていますが、落ち込んでばかりもいられないので、これから少しずつ信頼関係の再構築していきたいと思います。