子供の食べ物を気にしていたら買える物がなくなってきた

1歳の子供が食べられる物は何なのかをネットで調べていると、逆に食べてはいけない食品の情報ばかりに目が行くようになり、今ではスーパーで鮭すら買えなくなりました。

家の近くにあるスーパーで売られている鮭はチリ産ばかりなのですが、Youtubeの動画やブログに抗生物質漬けだから食べない方が良いと紹介されていたのです。

今まで何十年と生きてき魚の産地を気にしたことはありませんでしたが、今ではロシアやノルウェー産か国産の鮭しか買わなくなりました。

これらの魚がチリ産と比べて安全という根拠は全くないのですが、情報がないだけでこうも安心して鮭を買えるようになるものなのかと我ながら恐ろしくなります。

他にも、子供が食べる物にはカット野菜は使わないですし、ハムやベーコンなども購入しないようにしていますが、そんな感じで色々調べていくと何も食べられなくなります。

マーガリンは子供の頃から食べないようにしていましたが、食パンの成分をよく見ると普通に含まれているし、毎日食べていた親戚はピンピンしているし、もう何がなんだかわからなくなってきました。

添加物を気にして極力スーパーやオイシックス食材を買うようにしていますが、そんなことを気にしていたらお昼ご飯を食べられなくなります。

食の安全について気にするようになったのがここ数年ですが、子供の頃は平気で落ちたものを食べていたし、清々しいまでに着色料が含まれたお菓子も好んで食べていました。

体に良い物を食べ続けることが健康を維持するのに大切なことだと思いますが、あえて悪そうなものを食べた方が抵抗力がついて健康を維持できるのでしょうか。

映画の批評で面白いという意見よりも面白くないという意見の方が優勢になるのと同じで、悪い食べ物だという情報ばかりに耳を傾けてしまいます。

今一番気になるのが牛乳は体に良いのか悪いのかという内容で、牛乳が好きだけどお腹を下してしまう親としては早く真相を知りたいところです。

昔は栄養のある食べ物が少ない時代だったので、牛乳を沢山飲むのを推奨するのはわかるのですが、今はこれだけ飽食の時代に牛乳にこだわる理由がわかりません。

子供がカルシウム不足にならないようにするのは幼稚園ではなく家庭ですれば良いことで、今の時代牛乳を毎日飲ませていますアピールしている園に少し違和感を感じます。

我が家では煮干しを毎日食べさせていますが、カルシウムなら食材でも十分に摂取できる時代ではないかと思います。

牛乳が好きなのでこんなことを言うのもなんですが、お腹が痛くなる牛乳が本当に体に良いとは思えないのは情報に惑わされているからかもしれません。

世の中には知らないことが幸せなことも沢山ありますが、自分の性分としては真実を知ることが一番なので、早く検証されることを願います。

昔から正しいと言われてきたことが技術や医療の進歩により再検証されて覆されることは良いことだと多みます。