3歳になったばかりの娘が、人生初となる七五三の着物を着て人形町界隈を歩く姿は、一生忘れない思い出となりましたが、いかんせんお金をかけすぎて破産寸前に追い込まれました。
一番高かったのが家族3人分の着物レンタルの約20万円で、その次が水天宮前写真館のスタジオ撮影が6.5万円、人形町今半で食べた食事代が3.5万円と、一瞬で諭吉君が30枚以上飛んでいきました。
その他にも、水天宮のお詣りで1万円支払い、消耗品扱いの足袋と髪飾りを購入した費用を合わせると、ハワイ旅行も夢ではないくらいお金がかかり焦りました。
大人の着物が高い
我が家初の七五三は、娘だけでなく家族全員が着物を着て写真館での撮影と水天宮へのお詣りをすることにしたのですが、大人の着物レンタルが一番値段が高くてかなり焦りました。
子供の着物が3万円なのに対し、妻の着物が7万円で自分の袴が9万円と、主人公である娘よりも断然高い値段なので、事前試着で見積もりをみた時にかなり焦りました。
今年はマイホームを買い替えたばかりで、預金が底を尽きそうな状態ということもあり、大人の着物レンタルはやめようかと思いましたが、妻がヘソクリから出すと言いだしたので全員着物をレンタルすることにしました。
着物は正絹が一番
娘の着物も正絹ではなく写真館で借りられる化学繊維にすれば、もう少し費用を落とすこともできますが、メンテナンスしやすいポリエステルの着物はテカテカしていて違和感を感じます。
今回七五三の写真撮影をお願いした水天宮前写真館は、大人の着物レンタルをしていないので、家族全員で日本橋浜町にある円居で試着をしたのですが、やはり正絹の着物は格が違います。
正絹の着物はメンテナンスが大変なので、一般的な写真撮影スタジオで豊富な種類を取り扱うのは難しいのですが、少しだけ用意しているお店もあるので興味がある方は問い合わせてみてください。
因みに円居では、着物レンタルの他にも着付けやヘアメイクもセットでしてもらえますし荷物を預けることができるので、水天宮へのお詣りと撮影を同じ日に行いました。
七五三は大人も着物を着る好機
七五三の費用を少しでも抑えたいのであれば大人だけはスーツ姿でお詣りしたり撮影するのが一番ですが、普段から着物を着る機会など滅多にないので多少無理してでも親も着物のレンタルを検討してみてください。
最初は、日本橋浜町から水天宮までを慣れない着物を着て歩くのは恥ずかしいと思いましたが、今までの人生で着物を着て歩いたことはないので、とても良い経験と思い出になりました。
日本屈指のオフィス街を歩く人達は、初めて着物を着た3歳の娘に注目するばかりで、親は誰にも見られていないことに気が付きましたが、子供の引き立て役になれれば十分です。
最初は値段が高すぎると感じた日本橋浜町円居の着物レンタルですが、子供の成長を祝う七五三を正絹の本物な着物を着て写真撮影やお詣りができたので満足することができました。