我が家の娘は1歳の頃から週一で英語スクールに通うだけでなく、こどもちゃれんじEnglishを契約してDVDを視聴したり、送られてきた玩具で遊ばせるようにしていましたが、テレビアニメの視聴は3歳になるまで日本語以外は拒否していました。
一番身近な存在の親が英語を話すことができないので仕方がないことですが、0歳の頃から英語で音楽を聴かせたりプラネットアースのDVDを視聴させていましたが、やはりネイティブな日本語の方が好きのようです。
自分も仕事で外国語を使うことがありましたが、ネイティブな発音を聞き取るのが苦手で、発音がしっかりしていない人の通訳は頼まれても断ることがあり、自分に自信が持てないことが沢山ありました。
3歳まで英語耳を育てる
将来の受験のために英語を勉強するだけなら0歳から英語教育をする必要はありませんが、将来仕事や海外での生活に使える英語を身に着けるには、まずは英語耳を育てる必要があると考えています。
日本語は平仮名、片仮名、漢字と組み合わせて使える素晴らしい言語ですが、発音が単純で舌を巻くように発音をする言葉に普段から慣れていないため、英語のリスニングに苦労する人が多いのではないかと思います。
私自身もニュースキャスターのきれいな発音であれば、何も問題なくマスターした外国語を聞くことができますが、方言混じりや活舌が悪い人になると全く聞き取れなくなるので、もう少し訓練すれば良かったと後悔しています。
理想は親がネイティブな英語で話しかけるのが一番ですが、できないことを悔やんでも仕方がないので、とにかく好きなDVDやディズニーアニメを駆使して、毎日英語のシャワーを浴びせることにしています。
娘が2歳の頃は、小さなプリンセスソフィアを日本語で視聴したがりましたので、最初は日本語で観るようにして次は英語でみるようにしていたのですが、3歳2か月を過ぎた頃から英語だけでみるようになりました。
恐らく1歳の頃から続けてきた英語レッスンで褒められることが嬉しいのと、こどもちゃれんじEnglishの内容が明るくて楽しい雰囲気なのが良いのだと思いますが、何をきっかけに英語を受け入れるようになったのかは正直わかりません。
英語を肌で感じるだけで良い
英語を話せない人が力説したところで全く説得力はありませんが、子供が小学生低学年の頃までは英語が嫌いになる勉強よりも、映画やアニメを英語で視聴できたり、アニメソングを歌えるだけで良いと考えています。
幸いなことに入園予定の幼稚園には外国人のお友達もいますし、海外版Youtubeを利用すれば無料で英語と触れることもできるので、昔よりもリアルな英語が身近になったと思います。
日本で生活する以上は母国語のマスターがとても重要なことなので、あくまでも英語は苦手意識を持たせないことを目的に教育しているだけですが、本人が望むなら海外で生活できるように支援したいとも考えています。
英語ができるから頭が良い訳ではない
極論な例を言うとアメリカで暮らすホームレスも英語を使うことができる訳なので、英語ができるからと頭が良いことには決してならないことを肝に銘じておかなければならないと考えています。
このブログの内容をみるとわかるように、一応バイリンガルである自分自身も小学生の頃から勉強が嫌いで成績が悪い子でしたので、複数の言葉を使えるからと頭が良いことにはなりません。
とにかく子供に英語をマスターして欲しいがために、母国語の学習や論理的思考のトレーニングを疎かにしたり、楽しく学ぶという基本を忘れないようにしなければならないと思います。
いずれ楽しむための英語から試験のために英語を勉強する日がやってくると思いますが、少しでも英語に対して苦手意識をなくしてあげることが親にできる手助けですが、どの様な結果になるのかは誰にもわかりません。
もしかしたら今後翻訳機能が発達し、英語をマスターする必要性がなくなる時代が到来するかもしれませんが、娘には広い世界に目を向けて生きて欲しいと思う親バカの勝手な押し付けで英語を必死に学ばせています。