子供が産まれる前に購入したマンション近くにある公立小・中学校の評判があまりにも悪いので、小学生受験でもさせようかと考えた時がありましたが、残念ながら江戸川区には有名私立の小学校はありません。
電車通学をすれば千葉県市川市にある私立学校に通うことも可能ですが、小学校低学年は送り迎えが絶対に欠かせないので、職場とは反対方面の学校に通わせるのは不可能と判断し、公立学校のなかで特に成績が良いと言われている清新第一中学校が学区域の場所に移住することにしました。
清新町は比較的新しい街で、教育熱心な方が多いことから成績優秀な子が集まる地域という情報を鵜呑みにして家を売却した訳ですが、清新第一中学校と清新第二中学校の校風がかなり違うという情報を最近キャッチしました。
TV番組で両校を比較!?
10年以上前の番組なのでネットにアップされていないのですが、とあるブログの情報によると分譲・賃貸マンションで暮らす子供が通う清新第一中学校と、都営団地に暮らす子供達が通う清新第二中学校の違いについてテレビ番組で紹介されたことがあるそうです。
清新第一中学に通う子供達は成績が優秀な子が多いので指導が楽だという学校関係者のコメントに対し、清新第二中学校に通う子は心のケアから始めなければならないという、隣り合わせの地域でありながら経済格差が招く教育の格差を招く内容のようです。
清新第一中学校 | 清新第二中学校 | |
2018年度生徒数 | 498 | 228 |
学区域 | 清新町1丁目全域 西葛西2丁目全域 |
清新町2丁目全域 臨海町1丁目全域 臨海町2丁目全域 臨海町3丁目全域 臨海町4丁目全域 臨海町6丁目全域 |
番組をみてないので全くの想像でしか語ることしかできませんが、確かに江戸川区内でも土地の公示価格が高い地域は落ち着いているのに対し、そうでない地域の学校は荒れていると聞きます。
ただ、地方のような土地価格が低い地域に住む人にも賢い人は沢山いますし、経済的に恵まれているからと必ずしも頭が良い子が産まれるとは限らないので、結局は本人と親の頑張り次第だと思います。
確かに0歳の頃から乳幼児教育に力を入れている人と、何もしないで育てられた子とでは差が付くのは当然のことだと思いますが、お金がない=頭が悪いにはならないのではないかと思います。
どんなにお金がなくてもお腹のなかにいる赤ちゃんに毎日話しかけることは可能ですし、図書館に行けば無料で絵本を何百冊もの読み聞かせができることを考えると、結局は親の教育に対する意識の違いでしかありません。
結果的に、その様な教育熱心な親御さんが清新第一中学校に通える地域に住んでいるだけで、清新第二中学校の学区に住んでいるからと劣るわけでもないので、子供達は落ち込む必要はありませんが、学校のホームページの内容をみると大人達は頑張る必要がありそうだと感じました。
抜け出せない負の連鎖
一日の乗降者数が多い西葛西駅に近いという立地が関係しているのか定かでありませんが、清新第一中学校の生徒数は清新第二中学校と比べると倍以上となるので、マンパワーの分だけ差が出るのは当然のことだと思います。
清新第一中学校と清新第二中学校のベースが同じの旧式ホームページにアクセスすると良くわかりますが、更新頻度や内容の充実ぶりを見る限り清新第一中学校の方が確かに活気を感じられます。
学校のホームページからPTAの活動について知ることができるのですが、清新第一中学校の方が生徒数が多いだけにPTA活動が活発に感じますし、清新第二中学校のように学校日記も給食の紹介ばかりではありません。
清新第二中学校周辺は自然環境に大変恵まれている半面、都会の田舎と言われる淋しさを感じる地域なので、生徒数がなかなか増えないのかもしれませんが、最近は大手の分譲マンションも建設されいるので、状況が徐々に変わるかもしれません。
できる事があるなら行動すべし
動いた結果がどうなるかは誰にもわかりませんし、何があっても自分で責任を取るしかないのですが、我が家の場合分譲マンションを買い替えてまで清新第一中学校の学区に引越すことにしました。
中学受験をする可能性も捨てきれていないので、今の段階で判断するのは早いのかもしれませんが、幼稚園や小学校の環境などを考えると早い方が良いと判断し移住することを決めました。
テレビ番組で清新町の格差について紹介されたのは随分過去な話ですし、今の時代は難しい勉強を簡単に解説してくれる動画も沢山あるので、自分の考え方次第で前向きになれる材料は沢山あります。
清新第二中学校へ通う学生や保護者からすると、不快に思う内容になるのではないかと気にしながら書いているつもりですが、文書作成能力や語彙力がない者の戯言と聞き流していただければ幸いです。
生徒の口コミを見る限り、清新第一中学校に通う生徒全員が成績優秀という訳でもありませんし、清新第二中学校から有名私立の進学校へ入学された人もいるので、自分とは関係がない負の連鎖は気にする必要はありません。
自分自身でも何が言いたいのか分からないことをダラダラと長く書いてしまいましたが、子供のためにできる最善な方法があるなら、積極的に取り入れて動けば、経済格差を埋めることは可能だと信じたいということです。